客先に営業に行くことを止めた会社

実例

今回は「やらないことを決めて
躍進した実例特集」第二弾。

前回いきなりやらないと決めたことが
多すぎる事例をご紹介しておなか一杯に
なっておられることと思いますので、
ここからは比較的すぐに取り入れやすい
事例集をサクッとお届けします。

客先に営業に行くことを止めた会社

こちらは匿名希望奈良県の会社。
客先に営業にいくとどうしても人員が
足りなくなるから何とかする方法は
ないかと長年模索。

ある時、パソコンを使ったビデオ通話での
打ち合わせでも十分事足りることに気付き、
一切の顧客訪問を止めました。
(会う時は自社に来社してもらうように)

この会社が躍進する前、メインの顧客は
1社だけで、その会社の売上が半分以上
占めていました。

ただその会社は全部が全部ではないものの、
時に自分の会社を雑用係のように使ったり、
偉そうにされることから

「自社を正しく評価してもらっていない」

ということで勇気を出して取引停止を
決めました。

これが功を奏し、一時的に売上金額は
減ったものの、一年程で3倍強まで伸び、
現在20億円を超える規模にまで成長し、
今も毎年増え続けています。

人手不足と叫ばれる中、入社希望者が
途切れることはありません。
ここでも大事なポイントですが、
売上金額がそのメインの顧客なしで
やっていける保証があってからそうした
のではなく、まず決めて、そこから他の
顧客を増やす時間、顧客からの売上を
増やしたりする時間を作ってやった、
ということです。

なかなか勇気のいることだと思いますが、
物事を大きく変える、動かすにはこれくらいの
決意と実行力がいるのだと思います。

Q:何かを得るために、何を捨てますか?

私は売りたいものを売ることを捨てて、
顧客が幸せになるものを売りたいです。

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