今月のヒト―角田龍平弁護士

経営者列伝
画像参照:KBS京都

高校生の頃、テレビの企画で結成した
漫才コンビで大賞を獲得し、オール巨人に
弟子入り。

その後弁護士を目指し9回試験に落ち続けた
ものの見事合格。

前大阪市長の橋下徹弁護士の事務所に入所。
その後独立し現在に至る。

以前からラジオのパーソナリティとして、
知る人ぞ知る人である。

世の中を斜め下から見るような独特の
世界観があり、とても興味深い人間性を
持っている。

その中でも有名なエピソードは次のものである。

司法修習生時代にある訴訟の法廷を見学した。
その事件内容は「男性(原告・キャバクラ客)が
女性(被告・ホステス)に対し”貢いだ金を返せ”」
というもので、男性は「貸付金なので返済せよ」
といい、女性は「贈与なので返済義務はない」と、
真っ向から対立。

開廷前に担当教官(裁判官)から

「この事件をどう思うか」

と問われて、角田は、

「原告被告はこのように主張していますが、
これは逆だと思います。
男が女に金を貸すときは格好つけて

”この金は返さなくていいから。あげる物やから
返さなくていい!”

と金を渡し、女は

”貰うなんて出来ません。必ず返します”

と言って受け取った、と。
これが事実だと思います。大体こんなもんです」

この回答を聞いた担当教官は激怒し、

「君は民事訴訟における”弁論主義の原則”も
理解していないのか! 
原告被告ともそんな主張は一切しておらん!
だから君は司法試験に何回も落ちるんだ!」

と説教された。

ところが開廷し、双方の反対尋問が始まると
角田の見立てどおりの展開となった。

その途端、担当教官の裁判官は角田の顔を
見つめながら

「角田君、君の言ったとおりだ。君は世間
というものをよくわかっているね」

と、手のひら返しで感心した。

ウィキペディアより抜粋

もし必要が生じれば、彼に弁護を頼もうと
思う私です。
意外とリーズナブルな料金設定ですよ。

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