女傑に学ぶ②逆境克服編 オプラ・ウィンフリー、デヴィ・スカルノ

経営者列伝

女傑に学ぶ①決断編からのつづき

オプラ・ウィンフリー
(アメリカ・テレビ司会者)

日本人にはほとんど知られていないが、
アメリカ人なら誰でも知っている有名人。

もし彼女がアメリカ大統領選に出たら、
すぐ当選するくらいアメリカ人には
親しまれている。

もし現状の課題を環境のせいにしている
人がいたら是非知っておいてほしいほど
劣悪な環境からのし上がった。

10代の親から生まれ、親戚中をたらい
まわしにされる幼少時代。

親戚から9歳から性的虐待を受け
14歳で出産。
(その後その子供は生まれて1週間で
亡くなっている)

その名をアメリカ中に知らしめた彼女の
トーク番組

「オプラウィンフリーショー」

の一年間のギャラは200億円とも
言われている。

これまで慈善事業で推定250億円もの
寄付をしているとのこと。

彼女は相手の感情を読み取り、寄り添う
ことの天才なのだと思います。

不遇な幼少時代、相手の顔色を
見ざるを得なかったことが理由の
能力かもしれません。

私たち事業経営者も

「自分が売りたいもの、やりたいこと」

に夢中になってしまう前に、身近にいる
人の気持ちに寄り添って事業を展開
したいものですね。

これだけ稼ぎながら

「私が経済的に成功できたのは、一度も、
一瞬たりともお金を目的にしたことが
なかったから」

とも言っています。

また余談ですが、彼女と似た境遇の
有名ボクサー、フロイト・メイウェザー
(50戦無敗、5階級制覇)も親が麻薬の
売人で幼少期から暴力を受けていたことが、
後の天才的なディフェンス技術を磨いたの
かもしれません。

あなたが今逆境、問題がをもっているなら、
未来の素晴らしいあなたになるための課題だ
と思うとちょっと楽しくなりませんか?

デヴィ・スカルノ(タレント)

16歳で父を亡くし、19歳でインドネシア
のスカルノ大統領のもとに送り込まれ、数年は
スカルノの愛人の一人であったものの、その後
正式に夫人になる。

時を同じくしてマスコミの執拗な取材攻勢で
体調を崩した母が亡くなり、その死に目に
会えなかった弟がガス自殺。

インドネシア内の軍事クーデターで
フランスに亡命。

その後インドネシアに戻り事業を興したりし、
現在では日本でテレビタレントをしている。

アメリカ在中中にフィリピン大統領の
孫娘の顔をシャンパングラスで殴り、
37針を縫うケガを負わせて1ヶ月
程度刑務所に収監されたりしている
ことからもわかるように、なかなか
の気の強さ。

数か月前のパーティーでその孫娘が

「フィリピンの副大統領になる意思がある」

としゃべったことを笑ったデヴィ夫人と
確執があったことからということだそうです。

十代の多感な時期に、何度も心が折れる
ような出来事がありながら、たくましく
生き抜いていることは尊敬に値します。

しかもテレビでは人の笑いものになる
ような場面もこなすところに、本当の
芯の強さを感じるのは私だけでしょうか。

逆境をたくましく克服して挑戦し、
一定の成功を得ながらも挑戦を止めない、
恥をかくことを恐れない姿は、
私たち経営者も学ぶところが多いですね。

できればもうちょっと過去の社交界での
出来事なんかを聞かせてもらいたいところ
ですが、相手がいる話なので暴露は
難しいでしょうね。

さいごに

女傑特集いかがでしたか?
私の少ない人生経験でいうと、女性って
「ここぞ」という場面での決断力が
優れていると思います。

大局を見ての決断とか普段の細かな決断は
男性もそこそこ頑張っていると思うのですが、
逆境やピンチの時、周りが見えなくなる
くらいの決断が迫られるとき、女性は

「母なる大地」

と言われるくらいの悠然たる態度で決断を
下すのではないでしょうか。

どっちが正しいかわからない決断を迫られた
時、理屈ではなく内側から沸き起こってくる
選択を思い切ってしてみると良いことあるかも
しれませんね。

Q:緊張するような決断をしていますか?

私は・・・できれば避けたいです(笑)

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