人事評価はなぜ受け入れてもらいにくい?

マネジメント

一般的な人事評価はなぜ受け入れてもらいにくいのか。

スポーツと違って会社の人事評価
の特徴ってなんでしょう?

一番の違いは、スポーツの得点、
スコアリングはポジティブな作業です。

野球を例に挙げてみます。
一流のバッターでも10打席中3回ヒットにすると、
良いバッターということになりますが、ここでもし
残り7回の三振やアウトを数えることにして、
それを割合で出すということにすれば、
とたんにつまらないイメージにならないですか?

打率何割というのではなく、

三振率何割、

得点圏アウト率何割、

なんてしないですよね。

同じ結果を表しているのに、ネガティブなことに
フォーカスした数字を出さないのは、
おそらくもともと娯楽から始まっている
ことが理由だと思います。

楽しむためにしているのに、マイナスなことを
想像させるようなことはしないですよね。

人は報酬をもらって働くのに、
それ以上にしんどいスポーツを、時に
お金を払ってまでするのはなぜでしょうか?

目標設定、利益改善の分野で世界的に名を
知られているチャールズ・A・クーンラットによると、

「私たちは、

やる気の湧くもの、

目標がはっきりしているもの、

進歩の度合いが明確に示されるものに惹かれるのである。」

と言っています。

もしそんなものがあれば、会社が
劇的に良くなると思いませんか?

従業員が自らやる気が湧いて、
経営者だって事業の状態がきちんと
わかるような点数の付け方なんてあるんでしょうか。

Q: 人事評価ってどうしてますか?

私は時間あたりに生み出す利益が多い人を
高評価する基準を作っていましたが、
これでやる気が起きる人とそうでない人がいました。

そんな時は稲盛和夫さんのお話しが参考になりそうです。

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