文系と理系に分けちゃダメ―実録! 経営者インタビュー

経営者インタビュー

知り合いの経営者の仕事パートナー
兼師匠的存在の方。

以前にもちらっとお話しを伺ったことが
2、3度あり、私が漠然と抱いている疑問を
即答してくださったことがありました。

そこで、機会があればその方にお話を
お聞きしたいとお願いしていたところ、
半ば強引に実現したわけです。

このあたりの私の厚かましさは是非見習って
いただきたい(笑)と思っております。

家具、寝具などを製作、販売されて
いる60代後半の番上さん。
(番上さんお店ホームページ https://www.sleep.co.jp/ )

私が数時間お聞きしたお話しだけでも
半端ない知識、経験をお持ちです。

こちらもうっかりしょうもないことを
話してしまうと、たちまち化けの皮が
剥がされてしまう緊張感。
久しぶりです。

話題は多岐に渡ったのですが、紙面が
限られているので、その中でも印象
深かった3つの話題についてご紹介
したいと思います。

①日本の教育は「文系」と「理系」を
分けることに間違いがある

②「睡眠」は負の行為ではない

③「太平洋戦争」の戦犯はどこにいる?

の盛りだくさんでお届けします。

マーケティングのマの字も出てこない
かもしれませんが、マーケティングは
そもそも人間の本質を追求する技術。

関係なくもないのでお付き合い
いただければと思います。

①日本の教育は「文系」と「理系」を分けることに間違いがある

なぜこの話題になったのか、お話しに
夢中になり過ぎて忘れてしまいましたが、
確かAIの話題からだったと思われます。
(思う、とか言っている時点でインタビュアー
失格というウワサもありますが、夢中だった
ので許してください)

新井紀子さんという数学者(東ロボくん)
とは、日本の国立情報学研究所が中心と
なって2011年から2016年にかけて
行われたプロジェクト

「ロボットは東大に入れるか」

において研究・開発が進められた人工知能
の名称。東京大学に合格できるだけの能力
を身につける事を目標としていた。
ウィキペディア参照

の話題になり、彼女の書籍の中で
主張していることの中に

「読解力が足りない人が多すぎる」

ということがあるとのこと。

私井垣も、もともとは教師になりたかった
くらいなので(教員採用試験を受ける前に
『僕みたいなのが教師になってはいけない』
と思いなおしたので日本の教育界の安全は
ギリギリ守られました)、その辺については
持論があり、数学も英語も社会も、日本語を
深く知ることが習得の近道と考えているので
深く賛同しました。

番上さんは、このことについて

「早い段階で文系や理系やと分けることが
そもそもの間違い」

と言い、すべての学問において、

「この現象はどうして起こったのか、
どうしてこの公式は導きだされたのか
などの背景を読み解く力を育てないと
いけない」

と言われ、本当にそうだなぁと思いました。

途中、「現場の教師がそういう教え方を
できていない教師の力量不足」との私の
主張には

「教育界のシステムの問題、現場の教師に
それを求めるのは酷だ」

とバッサリ切り捨てられたのは内緒です。

「睡眠」は負の行為ではないにつづく

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