本多静六に学ぶ対人関係

雑談

本多静六(林学者・投資家 1866―1952)<参照:Wikipedia>

「超人」という言葉がありますが、彼のように多方面に素晴らしい業績を上げている人をそう呼ぶのかもしれません。

彼の持論は、財産形成や各種事業に止まりません。

暮らしや住まい、家庭生活、睡眠、世間付き合い、など当時としては常識はずれな考え方でした。

しかし7、80年経った今常識になりつつあるもの、まだ知られていないものの参考になるもので溢れています。

その一つ一つが「ムダのないもの」でありつつ、当事者の心を豊かにしてくれるようなものばかりです。

ちょっと小金を持ったら自分や自分に近しい人に使ってしまいがちな私の器の小ささを猛省しております。
そこでこんな小さな私の話よりも、本多先生の言葉を少しでもご紹介しておきます。

人にモノを教えるには


口先や筆先ばかりで人に勧めるよりは、自らまず実践してみせ、しかるのちに人にすすめてこそ大に効果があるものである。


こういうことある!ウソと思っていることを進めることはない(はず)ですが、一通りの成功失敗を経てから人には勧めないといけませんね。

成功だけしているパターンは意外と理由がぼんやりしていたりもします。失敗があってはじめて成功の理由と確率を上げるってものかもしれません。

他人に耳をかせ


一度順調に向かうとたちまち慢心を起こして、自分独りでエラクなったような気になりがちなものである。事業を守り、財産を守ろうとする者は常に怠らず他人の意見に耳をかすことが大切である。

こんな大実業家でこうなんですから、私みたいな凡人は人の10倍くらい他人の意見を聞かないといけないのかもしれません。10倍返しだ!(半沢)

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