小学校4年の国語のテスト―広告の目的

マーケティング

ちょっと嬉しい出来事がありました。

仕事から帰ると、めずらしく机の上に
娘の答案用紙が置いてありました。

100点を取ったことが嬉しかったようです。
(ちなみに同じテストの裏側は71点)

娘が良い点数を取ったら嬉しい!

というほどまっすぐな父親でもない私が
嬉しかったのは下の画像の部分。

テストのお題は

「広告と説明書を読みくらべてみよう」

というオシャレな内容。

この、「広告を読んでもらう目的」の
部分に迷いなく、

「買ってもらうこと」

と書けていたことが嬉しかったわけです。

 

世の中は広告で溢れかえっていますが、
この「買ってもらうこと」を目的と
していないものが多いです。

もちろん、直接何かを購入してもらうこと
を目的とせず、資料を請求してもらったり、
連絡先を教えてもらうことが目的の広告も
あるわけですが、すべての広告の最終的な
目的は「買ってもらうこと」にあります。

決して、

「楽しそうな会社と思ってもらうこと」

「成長企業だと思ってもらうこと」

「広告自体を楽しい作品だと思ってもらうこと」

ではありません。

受注生産型企業が多いモノづくりの業界は
直接購入を呼びかけて、すぐ買ってもらう、
という場面は少ないですが、それでも
ホームページや会社概要などはすべて
広告で、「買ってもらうこと」が目的です。

知ってもらい、

興味をもってもらい、

連絡先を教えてもらい、

信頼してもらい、



と順序がありますが、最終的には

買ってもらい

さらに買ってもらう。

買ってもらうことによって、事業の価値、
つまり買い手の受け取る価値が大きく
なっていきます。

もし買ってもらうことに罪悪感がある
ようであれば、売らない方がよいもの
なのかもしれません。

Q:あなたの商品は自分が買い手であれば絶対買うようなものですか?

私だったら・・・倍の値段でも買います(笑)。

 

 

 

 

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