2019年、業界予測(をイジる)前編

マーケティング

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、今年2019年がどうなるか、
色んな媒体で発表されていますが、
製造業では有名な船井総合研究所の
予測レポートに基づいて(イジって)
ご紹介していきたいと思います。

おっとまた辛口評論家の黒イガキさんの
登場です。
今回は彼にお任せしたいと思います。

船井総合研究所のサイトから登録すれば
ダウンロードできる業界予測レポートの中の

「受託型製造業」

に書かれている内容をピックアップして
解説して(イジって)います。
(こればっかりはしょうがいないのですが、
彼らのレポートは対象とされる読者が
幅広過ぎて、あまり過激なことは
言えない内容になっています。
船井総合研究所のせいではありません。
私のせいです)

国内製造業の景気は、工作機械受注高と
比例し、2018年はまさにバルブ景気。
2018年10月に、工作機械の受注高が
23カ月ぶりに前年マイナス。
続く11月も前年マイナス。
2018年11月の受注高は約1300億に
なり、2017年以降に1度もない低水準。

23ヶ月ぶりって2年ぶりってことなので
そんないうほど「記録的な」みたいなこと
ではありませんが、現在がちょっと過剰な
需要になってる、ということはその通りだと思います。

受託型加工業の業績は、取引先の仕事量(業績)が
最も影響を与えるように、 仕事量の減少すれば、
昔のような価格競争が再開する(現在は、納期が優先)。

→取引先数が少ない(特定顧客依存)受託加工業ほど、
不景気が来るとその影響が大きい!

(ほら穴にむかって「当たり前や!」と
叫びたい気持ちを抑えて)
これは船井のレポートの質が低いのではなくて、
こういうことをわざわざ言ってあげないとダメな
業界に責任があるのではないでしょうか。

かくいう私も2008年頃、急激に受注量を
拡大したある会社ばっかりに行っていたことを
上司である兄から文句を言われ、自分の忙しさや、
売れる時に売ることの何が悪いと反発していましたが、
その客先の客先の業績不振で身をもってその危険さを
痛感するのでした。

2019年は急激に仕事量が減少するとは
考えにくく、緩やかに減少と推測される。

その他、米中の貿易問題やスマートフォンの
市場飽和による半導体業界向けの設備投資の
停滞など、 2019年度の国内製造業では
先行きを不安視する材料が多数あり、楽観視は
難しい1年となる。

楽観視が簡単な年も、あるにはあるでしょうが、
先行きを不安視していない会社はごく少数だと
思われます。

そうです!
マーケティングに自信のある会社だけが
先行きに自信が持てるのです!(笑)

2019年、業界予測(をイジる)後編へつづく

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