「私は経営コンサルだけは絶対信用しません」

マネジメント

「私は経営コンサルだけは絶対信用しません」

とテレビで女性経営者が言っていたのを
見たことがあります。

この女性経営者も製造業の経営者で、
先代の父上が亡くなり、業績を
回復させた様子を1、2年前に
テレビでしていました。

たしかに日本ではコンサルって胡散臭い
イメージを持っている人が多いと思います。

この女性経営者も色々と嫌な目に
あったのかもしれません。

個人的にこの番組
(番組名を忘れて、内容も検索して
みましたが見当たらず)を見て、
この女性経営者の工場が今後もうまく
いく可能性は低いと思いましたが、
「経営」コンサルが胡散臭いという
意見は理解できます。

特にこの会社のような10人規模の
会社であれば、

「いや、経営は社長がしろよ」

と思ってしまうわけですが、
そもそもコンサルは経営コンサル
だけではありません。

IT、人事、労務、財務など、
専門的知識が求められる業務について
サポートを頼むことは、何も特殊な
ことではありません。

一定以上の規模でこのようなコンサルタントが
全く入っていない会社はほぼないと思われます。

帝国データバンクの資料では、
2008年~2012年の4年間で、

「製造業のコンサルタント依頼企業が3倍以上に」

というデータも出ています。

これが意味するところは何なのか?
私が子供のころから、

「世の中は情報化社会に突入した」

と聞かされていましたが、世の中のあらゆる
産業がニッチ化、複雑化しまくっていること
が一番の理由だと思います。

あんまり言いたくないですが、インターネットが
一般に使われるようになって20年、世の中に
あふれる情報量が加速度を増して増えて
いることが、専門的な知識や技能をコンサルに
外注する要因になっているのだと考えられます。

以前は経営者が勉強して実施していたような
ケースも、それでは追いつかず、結局何も
実行できないケースも増えているようです。

餅は餅屋。
専門的なことはどんどん協力者に
頼んだ方がいい世の中ですね。
それでも頼む内容の概要は勉強しておいて
損はないと思います。

Q:自分で全部しようとしていませんか?

私は面倒くさがりなので、頼めることは
どんどん他の人に頼んじゃいます(笑)

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