デキる社長の「早さ」

マネジメント

決断力って大事とか言われます。

でも決断することの大きさによって、

数秒で判断すべきなのか、

数分なのか、

はたまた半年くらいかけた方が
迷う時ってないですか?

もちろん集まっている判断材料の質と
量にもよるのでしょうが、モノづくり
事業経営者だけでも数百人お会いしてきて、
一つだけはっきり言えることがあります。

それは、

「決断してから実行するまでの
スピードが
業績を左右する」

ということ。

決断それ自体は、失敗することも
あるかもしれません。

ただ成長している、活気のある会社で
実行するまでのスピードが遅い会社は
ありません。

はい、断言できます。

決断してから実行するまでが早いと、
判断を間違った場合の修正も早く、
全体で見ると「成功だったね」という
結果に結びつくのでしょう。

一か八かやってみよう!というような
シビれる決断なら迷うこともあると
思います。

ただ、業績がほぼ横ばい、なんなら
人も設備も年齢を重ねてゆっくり下降
してしまっている会社や組織は、
とにかく実行スピードが遅いです。

日常にありふれているような小さな決断すら、
やると決めてから何か月も経って忘れ、
お尻に火がついてから慌てふためく。

こういう会社や経営者に多いのは、

「やりたい」と決めることで仕事が
完結したと錯覚している

ことにあります。

やらないことのリスクの方が高いのに
やると決めない。

やると決めてもやらない。

やると決めて、やっぱりやめる、とも決めない。

結局ムダな時間だけが浪費されてしまいます。

ついつい売上や利益に目が行きがち
ですが、お金はいつでも稼ぐことが
できるのに対して、時間はずっと
減り続けます。

時間>お金

が分かっているから、デキる社長は
実行までのスピードが早いんですね。

人生の残り時間を1年間くれるなら
10億円払うという人が世界中に
たくさんいると思います。

Q:あなたの人生の1年間はいくらですか?

私も結果的に外注した方が何倍も
時間(とお金も)節約できたな、
という失敗をしてしまいます(笑)。

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