今回は「やらないことを決めて
躍進した実例特集」第一弾。
以前Eメール配信のメルマガでお伝えした、
ワイヤーカットの吉原精工。
社長の吉原さんが
「自分がサラリーマン時代に疑問に思って
いたことや、嫌だったことはしない」
と決め、残業をしないと決めた。
その他にも、
会議や朝礼をしない
ボーナスは利益が出ていなければ出さない
ボーナスに社員間で差をつけない
ワイヤーカット以外の前加工後加工はしない
素材の手配はしない
加工品の集配はしない(宅配便でしかしない)
金型関係はしない
接待をしない
年賀状・暑中見舞い・お中元・お歳暮はしない
いきなり最初の事例から凄まじいまでの
「やらない」宣言。
それぞれにもっともな理由があります。
7人程度の町工場で、
社員全員年収600万円以上、
もちろん残業なしで年間の休みも多い
となれば、ここで働きたい人も多い
のではないでしょうか。
彼を見て思うのは、仕事がうまくいくように
なってからこれを決めたのではない、ということ。
普段
「○○したいけど、△△の理由でできない」
と思っていたら要注意ということでは
ないでしょうか。
こういう事例集をいままでもニュースレター
などの媒体でご紹介して後日お会いすると、
「ウチの場合は~、」
とか、
「ウチの業界は~、」
など、できない理由をたくさん聞く
こともあります。
一方で、明らかな成長企業、魅力的に
見える会社は、すぐに
「どうやるか、いつやるか」
の話になり、実際にやりながら自分仕様に
調整していかれます。
私も大いに日々反省していますが、
デキない理由を探すのに時間を費やす
ことを止めない限り、成長はしないと
みて間違いはないのではないでしょうか。
Q:あなたは最近何をやめましたか?
私は1年以上使っていないものを
置いておくことをやめました。
主に衣類や電子機器などです。
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