島田紳助に学ぶ、トークスキル②

テクニック

島田紳助に学ぶ、トークスキル①からのつづき

「歌の音痴としゃべる音痴といんのよね。
僕なんか歌歌っても全然歌えへん。
めっちゃ音痴やねん。

で、外れてても、今のどの音が外れたよって
言われても、分からへん。
だから、しゃべりも一緒やねん。

おもろい奴っていうのは、こう、
キーなのよ。音なんです。

だから、

「なんとかなんとか! そんでな…」

っていう。
ネタ振って、ことばのニュアンス、
トーンも落とすし、音を変えるじゃない。

だから、音の変えた時に、音を探すのよ、
下手なもんは。
でもめっちゃおもろい奴っていうのは
天性の物で、音がブレへん。
そこへピタッって行きよんねん。
だから一発でおもろい。笑いになる。」

これは本当にそうだなと思います。
書きながら思いましたが、一体井垣は
どんな立場でお笑い理論の解説しとんねん、
と思われたあなた。

これは解説ではありません。
私の「感想文」です。
こういうこと考える人もいるんだな、
くらいの生暖かい目で見てください(笑)。

島田紳助は、「キー」と表現していますが、
トーンという表現でも良いかもしれません。

同じ話を話すときでも、聞き手の年代や性別、
置かれている状況、話す内容によっても
変化するものだと思います。

これは持論ですが、聞き手の年代が高いほど
低くゆっくりに、年代が低いほどキーは高く
早口にすると受けが良くなるんじゃないか
と思います。

この考え方はお客さんと雑談や商談をしている
時にも通じる考え方ではないでしょうか。

もちろん相手の信頼を勝ち得やすいのは
相手の話のキー、スピード、言葉を同調
させることだと思いますが、聞き手が
複数いる場合などは年代別に調整して
みても良いかもしれません。

いささかこじつけのような気がしない
でもないですが、同じ製品、サービスを
プレゼンする際に、相手の年代によって
軽やかに話すか、堅実に話すかという
参考にもなると思います。

島田紳助に学ぶ、トークスキル③に続く

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