後継者の選定―事業承継

マネジメント

事業を存続させるための事業承継。

一番難しいのは後継者の選定のようです。

そもそも後継者がいない、という事業体が多く、
年間約29万社の廃業数のうち

「後継者がいない」

という理由のものがおよそ7万社にのぼります。

大体4分の1ですね。

全体の傾向としては、20年ほど前までは
全体の9割以上が親族への継承だったものが、
ここ10年間では6割程まで減少し、
事業自体を他者に譲渡するM&Aが増加傾向のようです。

若い世代の人口が減ってきていること、
製造業界自体が衰退、というよりは
二極化が進んでおり、特に中小企業にとって
後継者不足ということは年々深刻化しています。

ただでさえ会社内の普通の人員の確保にすら
困っている状況で、後継者という難しい
ポジションについてもらえるような人を探すことは、
もっと難しいでしょう。

となると普通の中小企業にとっては
どうしても親族から探すことになります。

こればっかりはあなたご自身で見つけて
もらうより他に方法はありません。

親族以外で探すのであればM&Aのように、
事業自体を売却するような方法が現実的ですね。

Q: 事業を存続させたいですか?
それともそんなにこだわりないですか?

私は時代の流れによる、事業の改変や流動は
ある程度仕方がないと思っています。

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