設計図がない事業って、ホールの場所が
わからないゴルフみたいなものですよね。
そんなゴルフに誘われたらちょっと遠慮したいです(笑)。
バンカーに入っていることはわかるけど、
どっちの方向に向いて出したらいいのかわからない。
そもそもゴールに近づいているかもわからない。
なんとなく勘では近づいてる気がする!
とか、一緒にプレーする人とも仲が悪くなってしまいそうです。
前置きが長くなってしまいましたが、
モノを作っている人にとって、設計図なしで
モノを作ることはほとんどないのではないでしょうか。
きちんとしたものではなくても、手書きで紙に書いたり、
紙に書かなくても頭の中に描かないとモノはつくれません。
じゃどうやって描きゃいいのよ?
と考えたあなたに逆に質問します。
あなたの製品を作る時にどういう順番で設計しますか?
きっとこんな感じではないでしょうか?
⒈モノを作る目的を考える
⒉その目的を達成するために一番簡単な方法を考える
⒊その方法に必要な材料を調べる
⒋材料を組み合わせてみて、細かい部分を調整する
おおよそこんな感じではないでしょうか。
実は世の中の業績の良い会社の設計図ほど
詳細に設計されています。
大企業と言われるような企業は、この設計が優れているために、
人材が三流でも儲かる(少し言葉が下品ですが)、
なんて言われています。
私たち小さな会社で人材が三流ばかりだと
すぐに事業が傾いてしまいますよね。
でも設計図を描くことによって、
モノづくりの設計図と同じように、
次のようなメリットが出てきます。
設計図という基準があるので、
事業の状態が一目瞭然でわかる。
事業のどこが強みで、どこが弱みかわかる
事業のあらゆる業務に基準が生まれる
この3つがわかることによって、
事業の経営の精度が格段にあがります。
Q:設計図がなくてもモノは作れるかもしれませんが、
あった方がいいと思いませんか?
書いてみると浮かんでくるアイデアって
たくさんあると思います。
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